入居者インタビューNo.8

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スノドカフェ運営責任者、アートマネージメント

柚木 康裕 YUNOKI YASUHIRO

株式会社オフィススノドの柚木康裕さんです。

スノドカフェの運営の他に、七間町にパフォーマーを集めた企画やアートイベントにも取り組んでいます。5月31日に行われた指出編集長とのトークイベントではゲストとして出演していただきました。

"仕事内容について教えてください"

市内でリサイクルブティックと3店舗のカフェを運営しています。カフェは七間町と清水、静岡市民文化会館にあります。カフェとはさまざまな人が集う場所です。その特性を生かしたことを始めたいと思ったのがきっかけでイベントを始めました。人が出会い、新しい何かが生まれる場所。そんな空間を創りたくてアーティストやミュージシャン、研究者などとライブや展覧会、トークイベントなどを定期的に開催しています。

"今の仕事に就いたきっかけはなんですか?"

母親が会社を経営していました。突然継がなければならないこともあり、ずいぶん業務内容は変わりました。業種的にはアパレルと飲食に違いはありませんが、人が集まる場所のポテンシャルを最大限に引き出すようなカフェスタイルへと変化させています。今の形でスノドカフェがオープンしたのが2006年です。一番古いイベント「古典戯曲を読む回」はこの前開催100回を超えました。他のカフェと違うのは場所の貸出だけでなく、私がイベントをサポートするこによって統一感を持たせています。 おかげさまで多くの人との繋がりが増え、イベントも多い時では月に7〜8回開催しています。

"仕事の中で印象に残るエピソードはありますか?"

10年前になりますが、初めてのイベントに出演された当時静大を卒業する学生だった丸山研二郎さんとまたイベントを行うことができました。丸山さんは自身で作詞作曲を行う方で、初めてのイベント出演の時には映像とピアノが出来る仲間を他に2人呼んで演奏しました。いわゆる『アンビエント・ミュージック』と呼ばれるものだったのですが、その頃はものすごく新しく感じられた演出でした。その彼と久々に一緒にイベントを行ったのですが、今でもお互いに続けられていて、10年経っても時にこうして仕事が出来るのはとても有難いことだと感じました。

"これからの予定や、目標を教えてください"

目標といいますか、七間町に『市民大学』を創ってみたいですね。昔から芝居や映画が盛んだったこのエリアだからこそ、芸術表現を通した学びの場にはうってつけではないでしょうか。人間らしい感性を磨いたり、多様性を許容する想像力を養ったりする力が芸術にはあります。アートが生み出す抽象的な表現は、現実の問題を共に考えるきっかけを与えるでしょう。そこから一緒に思考し新たな気付きを生み出していく。そうした学びの場が生まれることによって七間町にアクセスする人が増えたらいいですね。そんな場作りにこれからも挑戦していきたいと思います。

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